数年前に秋葉原を歩いていて見つけた放射温度計が、仕事場の机の横に置いてある。
赤いボタンを押すとビームが飛んでビームの当たったカ所の放射温度が瞬時にわかる。
買った当時、面白くて自慢したので、友人たちははみな所有者である。
イランの民家調査でも大いに役に立った。手が届かないところの壁の温度が測れるのがいい。地下室のバードギルの真下からバードギル内部の垂直方向の温度勾配など簡単に調べることができた。今年の夏はまだまだ暑い。仕事場の天井にビームを当てて、28℃を超えていたらクーラーを付けることにしている。