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残された絵


正月に国立の実家に戻ると、一冊の冊子が送られてきていた。
尾崎眞人監修『池袋モンパルナスそぞろ歩き』
池袋モンパルナスに生きた画家たちを56頁の冊子の中に丁寧に纏めている。母に聞くと父の作品の掲載許可を昨年求められたので快諾したという。父は池袋の椎名町駅近くに若い頃住んでいて、隣近所には麻生三郎や寺田政明といった友人の画家がいたという話や
長谷川利行がやってきてキャンバスが白いと何でも描いてしまうので難儀したという話を思い出した。この冊子によると、父は谷端川アトリエ群と桜ヶ丘パルテノンに居住していたことになっている。
戦前、父が描いた絵で空襲で灰燼に帰さずに残されたのはたった一枚、27歳の時(1941年)に描かれた200号の「水辺」だけである。冊子には丁寧なアトリエ村の関連年譜が付いていて、それを見るとこの年はシュールレアリズム弾圧事件があった年だということわかる。父の師だった福沢一郎とともに父も捕まっていたのだろうか。板橋区立美術館は池袋モンパルナスに暮らした画家の作品を多く収蔵している美術館として知られるが、「水辺」を収蔵してくれたこの美術館は、私にとって父の墓のような気がしている。


●尾崎眞人監修『池袋モンパルナスそぞろ歩き』
 編集・発行 池袋モンパルナスの会
 定価 1200円
| 国立の記憶 | 14:51 | comments(9) | trackbacks(0) |
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コメント
数年前ですが、設計依頼された住宅の計画が諸般の事情で頓挫したことがありました。
その住宅の建て主のご夫妻の奥様が、寺田政明のご長女でした。弟さんは俳優の寺田農とのことでした。
| AKi | 2005/01/04 11:06 AM |
akiさん、今年もよろしく。東長崎は私にとって全く土地勘のないところですが、一度父の暮らした辺りをゆっくり歩いて見たいと思っているところです。
| komachi | 2005/01/04 12:59 PM |
ゴシゴシかき込んだ力の籠った不思議な絵ですね。息子の時代が明るいものであることを信じているような描き方と、、、、感じます。本物はどのような描き方か、見てみたい。そしてその時代をかんじてみたい、、、、、、という絵ですね。
ところで、私の父は私の生まれた年に死んだので、、、、私は真鍋さんが羨ましい。
| マジ | 2005/01/05 6:23 PM |
椎名町の近くに住んでいるので、表紙に登場している画家の一人である熊谷守一さんの美術館(千早町)には 数回いったことがあります。アトリエ付き2件長屋を捜したのですが、当時の面影を残している家は見つかりませんでした。この本を手に入れて再度、探訪してみたいものです。
| いのうえ | 2005/01/07 2:21 AM |
マジさん、今年もお世話になります。「残された絵」はキャンバスを丸めて父といっしょに奥多摩に疎開していて助かったようです。子どもの頃、土に埋められて助かった泥だらけの絵の具をまだ父が使っていたのを憶えています。焼夷弾の熱でグニャグニャになったテレピン油のガラス瓶もありました。父の画風は戦後もそれほど変わっていません。子どもが生まれ、日本が大きく変わっても内的な時間は動きようがなかったように思われます。
| komachi | 2005/01/07 9:40 AM |
いのうえさん、こんにちは。「池袋モンパルナスそぞろ歩き」には、あの付近を散策するのに便利な地図が添付されています。ぜひ手にいれてみてください。1200円は損がないと思いますよ。
| komachi | 2005/01/07 9:43 AM |
以前放送されたNHK日曜美術館『池袋モンパルナス』の特集で寺田農さんが父の思い出を語っていましたね。(貧乏と自由がキーワードだったような話、、)
千早町の熊谷守一美術館は建築を設計した知合いの事務所が美術館の3階にあるので何回か行った事があります。
| iGa | 2005/01/07 10:12 AM |
寺田農さんに赤ちゃんのときにダッコされたことがあるようです、僕は。もちろん憶えていませんが。
| komachi | 2005/01/07 11:07 AM |
寺田農は、僕と同じ17年生れですから、真鍋さんをダッコするには若すぎます。寺田政明の間違いではないですか。
| AKi | 2005/01/08 12:47 PM |
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