1998年春号から1999年冬号までの目次は以下の通り
1998春
エコロジーとテクノロジー
近年のヨーロッパの建築家たち、なかでもR.ロジャース、N、フォスター、R.ピアノ、T.ヘルツォークなどに顕著に見られるデザインの方向性は、ハイテクが生みだした新しい技術、材料や構法を最大限に利用し、かつそのことによって環境がもつエネルギーの活用を図ることが野心的な新しい建築コンセプトを創造するというものである。「環境」へのまなざしが新たなデザインとテクノロジーの結合を生みだしている状況を事例を通して紹介する。
[対談]環境共生型建築のシステムと可能性 内田祥哉+小玉祐一郎
環境へのまなざしと新しい建築の創造……ヨーロッパにみる環境共生型建築の思想と技術 小玉祐一郎
ケース・スタディ
1)フランクフルトのエココンプレックスーーーエコハウス・アルヒェ
2)外に開いたハイテク超高層ビルーーーコメルツバンク
3)ガラスボックスに浮かぶ教室ーーーリヨン・インターナショナルスクール
4)新しい自然光を獲得した現代のクリスタルパレスーーーリンツ・デザインセンター
[連載]
技術レポート1 「風の塔」の超大型GRC
桜井正幸
夢を託されたガラスたち 14 終着駅に射す光ーーーパディントン駅舎
下村純一
現代部品工房 14 木部塗装ーーーヤマハリビングテック(株)
現代工房研究会