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まちに森をつくって住む
まちに森をつくって住む (JUGEMレビュー »)
甲斐 徹郎, チームネット
「百の知恵双書」第8巻
住まいをつくる誰もが豊かな環境を得たいと思う。しかし、住まいをつくることによって、逆に地域の自然環境を破壊しているとしたら、それはなんという矛盾だろう。
これからのすまいづくりにおいて最も得な方法は何か。
それは地域の緑の価値を見直し、それを快適な「天然の空調装置」として住まいに活かすことである。
本書はこうした視点に立ち、個人の住まいづくりと街の環境づくりをつなげるビジョンと実践例を示し、本当の快適さを体感するための「エコロジー住宅市民学校」を誌上開講する。
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参加するまちづくり―ワークショップがわかる本 (JUGEMレビュー »)
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「百の知恵双書」第5巻
まちづくりのファシリテーターとして全国を飛び回っている友人の伊藤雅春さんとその仲間に書いてもらいました。「参加するまちづくり」とは、まちのビジョンをそこで暮らす住民が共有し、地域のことは地域で決めるという自由で開かれたまちづくりのことです。コミュニケーション術を通して地域の人たちが地域の意志をつくり出していく方法と事例が満載です。
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時が刻むかたち―樹木から集落まで (JUGEMレビュー »)
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OMソーラーの開発者として知られる建築家奥村昭雄の世界を「大きなデザイン」というコンセプトで3巻の本でまとめることを構想していますが、その第1巻です。環境と時間の繰り返しから生まれるかたちは、限りなく複雑で、かつ美しいものですが、こうしたかたちは自然のリズムのなかでどのようにしてつくられるのでしょうか。自然の力を建築に利用して快適さの質を追求してきた建築家による人と自然の博物誌です。
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奥村 昭雄
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洋裁の時代―日本人の衣服革命 (JUGEMレビュー »)
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昭和20年代の暮らしを経験している人の中には家庭でミシンを踏んでいた母親の姿を記憶している人は多いでしょう。その時代にまさに日本人の洋装革命が静かに行われたのです。昭和のくらし博物館の小泉和子さんのグループはこの歴史に埋もれがちの「洋裁の時代」を丹念に検証し、この時代に女性たちがどのようにして洋服を自分のものにしていったかを明らかにしました。本が出ると、朝日新聞、毎日新聞が大きく書評欄で取り上げてくれましたが、改めて昭和の暮らしを検証することの関心の深さを感じました。
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春よ来い


我が家の前の坂道を降りたところの崖下を下山川が流れている。
川はこの付近で大きく蛇行し、この流域だけは民家がない。
崖下にはわずかだか田んぼも何枚かある。
一年で最も遠くまで見通せる季節。
遠くでコジュケイが鳴いている。
チョットコイ、チョットコイ。

| 気持ちのいい場所 | 15:19 | comments(2) | trackbacks(0) |
段葛の提灯


仕事場の近くの若宮大路には、「段葛」と呼ばれる舗装されていない参道が八幡宮まで続いている。現在は二ノ鳥居からだが、横須賀線が開通するまでは海の近くの一ノ鳥居から続いていたという。頼朝が政子の安産を祈願して時政に造らせたものだという。暮れからはこの段葛に提灯が灯され、参賀の人のいなくなった段葛はひっそりと美しい。ところで、いつの頃からだろうか。日本中の街路樹に電飾を飾ることが流行りだしたのは。最近では街路樹だけでなく、クリスマスシーズンには住宅の玄関先まで電飾する家が目立つ。ものまねだからだろうか、騒々しく品がない。こちらのほうは僕は嫌いだ。
| 気持ちのいい場所 | 20:26 | comments(0) | trackbacks(0) |
田平平戸の栗林邸


百の知恵双書執筆中の昆虫学者大谷剛さんといっしょに
長崎県に住む昆虫写真家栗林慧さんに会いに行き、少し仕事もした。
大谷さんは食客として6年間、栗林さんのアトリエに居候し、ミツバチの研究で博士論文をものにした。
そんなに長い間大谷さんが居候できたわけが栗林さんに会って理解できた。
とてもやさしい包容力のある方なのだ。
栗林邸からは平戸島を一望できる。絶景である。
栗林さんはこの海を毎日見ながらまだ誰も見たことのない生態写真のアイデアを日夜考えているのだろう。
| 気持ちのいい場所 | 21:01 | comments(0) | trackbacks(0) |
一色海岸


家の近所の一色海岸。夏も過ぎて、観光客もまばらになった。
海岸の先端に芝生の生えた場所がある。
ゆっくり寝そべるのに、これからしばらくが一年で最も気持ちのいい季節である。
そう思うのは誰でも同じで、薔薇族風の筋肉隆々のおじさんたちが、
休日はいつも上半身を誇らしげにきつね色に焼いている。
| 気持ちのいい場所 | 12:12 | comments(0) | trackbacks(0) |
駅の中華料理店「豊洋酒家」


若宮大路の雪の下郵便局隣にあった豊洋酒家は、
鎌倉で気楽に中華料理が食べられる店であった。
地主の都合で閉店したが、由比ヶ浜に新しい店を出したという葉書をもらって、
家族で出かけた。
「駅を降りればすぐわかります」という。
駅を降りて驚いた。
何と駅にくっついていたのだ。
| 気持ちのいい場所 | 12:41 | comments(0) | trackbacks(0) |
アナトールカフェ


由比ヶ浜通りを夜、散歩していると、すてきなおもちゃの店を見つけた。
「アナトールカフェ」という。
かわいくてつい買ってしまったのが、アヒルの玩具。
おなかのところに付いている小さなノッジを動かすと、首をまげたり伸ばしたりする。
友だちの長男誕生祝いに送るつもりだが、
僕もぜったいに手に入れると元さんがうるさい。
| 気持ちのいい場所 | 12:25 | comments(0) | trackbacks(0) |
北鎌倉駅の大ベンチ


北鎌倉駅のホームには屋根がないが、代わりに片流れの屋根の付いた大きなベンチがある。いつも座ってみたいと思うベンチである。こんなベンチに座ると、見知らぬ人とも時候の挨拶が出ようというものである。シンプルでいて豊かである。ここにも古レールが使われている。
| 気持ちのいい場所 | 15:58 | comments(0) | trackbacks(0) |
市場


旅行先でも必ず立ち寄るところがある。市場だ。
釧路でも那覇でも釜山でも上海でもテヘランでも
人混みが嫌いなはずの私が、寄ればなぜか、必ず元気をもらった。
(上の写真は中国貴陽市、1999年8月)
今日、散歩の途中で立ち寄った鎌倉の農協市場。
トマトを4つ買った。350円。

| 気持ちのいい場所 | 19:33 | comments(1) | trackbacks(0) |
小町の「ミルクホール」


読みかけの本を持って街に出る。どこか喫茶店を探そうとする。
客はいたほうがいい。騒々しくないほどに、ざわざわとしていたほうがいい。
ウエイトレスは不愛想なほうがいい。そして店内は暗いほうがいい。
学生時代から喫茶店で本を読んできた。足元が見えないほど暗い店内で。
そんな喫茶店を今日、見つけるのは難しい。
小町の「ミルクホール」は私の貴重なオアシスだ。
(デジカメは明るく撮ってしまう。実際はもっと暗いのだ)
| 気持ちのいい場所 | 16:13 | comments(2) | trackbacks(0) |
蓮池の美術館


日本の近代建築のなかで最も親しみを覚え、日常利用しているのは、散歩コースにある神奈川県立近代美術館だ。
僕と同世代、50代の働き盛り、日本のDOCOMOMの代表選手なのだが、以前から取り壊しの噂が絶えない。ずいぶん以前に、野沢正光、石田信男の両氏といっしょに設計担当者だった駒田知彦さんの事務所を訪ね、当時のことをくわしく話を聞いたことがあった(建築知識1983年7月号「原点としての設計スピリッツ」)。あの外壁はコルビュジエの農村のためのドミノの目地割り、画家は自然光で絵を描くのであるから美術館も自然光線の移り変わりのなかで見るべきといった駒田さんの話は、今でもよく覚えている。葉山に昨秋、別館ができたが、建築といい、そこで展示される企画といい、格が違う。事務所に泊まった翌日は、美術館の回廊をめぐり、最後に喫茶室でブランチをとることがある。蓮池の上を悠然と飛び交う青サギを見られるお気に入りの場所である。
| 気持ちのいい場所 | 13:57 | comments(0) | trackbacks(0) |
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